日本FL物流協会のご案内

設立の目的・事業内容

設立の目的

日本FL物流協会は昭和49年7月2日、区域トラック事業者がトラックと鉄道コンテナ輸送を利用して協同一貫輸送を行い、エネルギー節減型輸送をすることと、荷主の物流コスト低減に貢献することを目的として設立されました。

以来、年ごとに設立の目的に賛同する協同組合が増え、現在では、北海道から九州まで16協同組合による全国ネットが構築されています。

協会傘下の各地協同組合は、お互いに連携を深め、相互信頼のもとに鉄道コンテナ利用によるトラックとの協同一貫輸送を推進するとともに、トラックによる輸送、引越し、流通加工、保管など、あらゆる物流サービスを提供して、荷主の物流コスト低減に貢献しています。
協会では、これからは関東地区、南九州地区へもネットワークを拡大するとともに、各地協同組合の連携を一層強化し、激しさを増す荷主ニーズに対応していくとともに、協同組合加盟のトラック事業者の経営安定を図っていきます。

事業内容

協会設立の目的を達成するため、次の事業を行っています。

1 鉄道コンテナ利用による協同一貫輸送の推進
2 効果的な物流システムの研究調査
3 荷主へのトータルコストの低減及び省力化を実現するための指導
4 総合物流企業への脱皮を進めるための具体化計画の研究
5 協同一貫輸送システムの普及・徹底並びに関係従業員の教育訓練
6 協同一貫輸送を推進するために必要な各地協同組合又は構成員である各社相互間の業務協定締結の斡旋
7 その他利用運送に関する法律的な諸問題、技術上の諸問題等についての研究・開発・啓蒙及び指導に関する一切の業務
前各号の事業に附帯する事業

今後は、以上の事業の充実を図るほか、区域貨物積み合わせシステムの構築、産業廃棄物の鉄道輸送を推進していくことにしています。